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コラーゲン
- 2012年8月13日 18:11
以前にコメントで質問いただいていたので
コラーゲンの吸収について
コラーゲン
タンパク質の1種で、皮膚の真皮層 骨 靭帯などに多く含まれています
高分子タンパクで、だいたい分子量は10万程度です
肌の張りを作る成分であるために、食べたり・塗ったりすると 肌が若返るとの
うたい文句で
数年前から流行っております
結論から、申しますと
食べたコラーゲンが、肌のコラーゲンになる可能性は、ほとんどありません
また、塗ったコラーゲンが 肌から吸収することもありません
なぜか?
と言いますと
小学校や中学校の理科や家庭科で習ったと思うのですが
食べたコラーゲン(先ほどタンパク質の1種と申しましたが)は、タンパク質ですので
消化酵素の働きで、アミノ酸という吸収しやすい、小さな分子に分解されます
このアミノ酸の形で、腸のひだから吸収されます
(少し詳しく知りたい方は、こちらを 中学校二年生の理科の授業だそうです)
この吸収した、アミノ酸がどうなるかと言いますと
体のいろいろなタンパク質を作るのに使われたり、栄養になったりします
都合よく、肌のコラーゲンになってはくれないのです・・・・
もし、肌のコラーゲンにしようと思うと
ボディビルダーやスポーツ選手が、プロテイン(=タンパク質ですね)を
とって、運動し筋肉を作るように
皮膚のみに刺激(? 負荷?)を与えることができれば
できるかもしれませんが、難しいでしょうね
また、塗ったコラーゲンですが
皮膚から吸収されようとすると
分子量が、1,000以上だとほとんど吸収されないと
されています
さきほど言いましたように 分子量は10万ほどあります
ですので、奈良の東大寺の柱の穴を 小錦さんが通るようなイメージですかね?
通れません
万一、通ったとしますと ものすごく恐ろしいことが起きます
アレルギーを引き起こすことになります
コラーゲンは、自分の体にないタンパク質です
タンパク質は、異物反応が強く出やすいです。ですので、もし体に入ると
攻撃し、アレルギー反応を起こす可能性が高いです
ハチに、二回刺された時にショックを起こすのも ハチのタンパク質に対しての
アレルギー反応ですね
今もたくさんの方が悩まれている"悠香のお茶せっけん"
これも混ざっていた小麦タンパクへのアレルギーですね
(ただ、触れるだけでも このようなトラブルに・・・・・)
カニアレルギーは、キチンというタンパク質へのアレルギーです
皮膚は、このような危険なものを通さないように守る仕組みがしっかりできているのです
体は、温まりますので "コラーゲン鍋" 女子会のネタには、いいですね
コメント:2
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う~~~です。
コラーゲン ヒアルロン酸 女性は 弱いのです。
この名詞には!!
CMは 誇大広告には ならないのでしょうかねぇ~~
すっぽん は どうでしょうか??
ドリンク剤をいただいたのですが(とてもお高いのですよ)
効きますでしょうか? 男性は・・・ですが
弱いですね~
というか、コマーシャル好きですよね~
たいていの広告は誇大広告ですから・・・
最後に 個人の感想です
をつけるとほぼOK
っで何かあれば、医師の診察を
って、医師もそこまで万能ではありません って叫びたいです
すっぽんは、
タンパク質 ビタミンが豊富なようですね
食べるもののなかった、昔の時代には重宝されたんでしょう
まだ、わからない成分が多いようなので お許しください